ダイキャストアルミ強度試験してみました。。。
ゼファーの事故ホイール頂いたのでクラック修理、突合せ、カラーチェックしてみました(漏れ試験みたいなもの)
動機
アルミホイールの溶接に非常に興味があり、のちのちにはエイプのホイールを。。。と思っています。
突合せ溶接の強度はどうなのかを調べてみようとやってみたしだいです。。。
アルミダイキャスト溶接性
5052を溶接する電流より低い電流でよく溶けました。とにかく良く溶け込みます、溶接性は普通に溶接出来ます、特に割れも発生していません。。。
カラーチェック(漏れ検査)
反応なし。特にアルミダイキャストだから以上に反応が出る、漏れるとかは無いようです。。。アルミホイールのクラック修理で漏れが出るという話を聞きますが上手く溶接してあれば漏れは発生しないようです。。。余談ですが私アルミ溶接の漏れには昔さんざん悩まされ、このような実験を色々しているのでアルミ溶接の溶け込み、漏れ、欠陥には結構詳しくなりました(笑)
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溶接強度
個人的に一番気になっているダイキャストアルミの突合せ溶接強度を簡易的ですがハンマーで叩き調べてみました。
ハンマーは鉄ハンとプラスチックハンマーで叩きました。
鉄ハンで溶接部を叩きます。。。簡単に割れてしまいました。試しに母材のみを叩いても割れました!結論溶接関係なく叩けば割れてしまいます(笑)
お次はプラハンです。プラハンで思い切り叩いても溶接部、母材共に割れは出なかったです!ということは直接アルミホイールをヒットしなければアルミホイールは割れない!実際割れているホイールや割れている箇所を考えるとそんな気がしますね。。。
リム部分のクラックを溶接修理してみました。。。
リム部に関しては鉄ハンで思い切り叩いても割れませんでした!やはりアルミホイールリム部のクラックは溶接修理が可能のようです。しかし一度割れたホイールは完全には元には戻らないのでリスクはあると思います。。。