アルゴンと水素の混合ガスを使用してみました
今までウェルドツールWTTIG200で混合ガスを使用し溶接したことがなかったので今回初めて使ってみました。
普通であればアルゴン100%で問題ないのですが、今回頼まれた溶接物は混合ガスを使用しないと上手くいかない気がしたので使う事にしました。
アルゴンと水素の混合ガスの使用は主にステンレスを溶接する時に使います。溶接変形対策に効果があったりとなかなか使えます。。。詳しい知識はこの本が詳しく書いてあります。この本は今Amazonで一番売れているようですね。。。確かに読んでみると実際溶接するにあたって困ることについて詳しく書いてあります。。。混合ガスの知識は他の本にはあまり詳しく書いていないのでこの本はためになります。。。
溶接してみて
結論中華TIG溶接機と混合ガスは相性がよくないようです。。。
理由はクレーター電流を使用するとアークが切れます。これは非常に困る問題です。。。試しにクレーター電流を上げてみたのですがクレーター電流は上がりません。。。困りはて販売店に質問をメールしたところ、丁寧に回答していただきました。。。
クレーター電流は低く設定してありパルスを使用しないとあげれないようです。しかしパルスでクレーター電流を上げてしまうとクレーター処理に影響が出てしまいます。。。こればかりは機械の仕様の問題ですのでうまく付き合うしかないようです。アルゴン100%で使用するなら全く問題ない良い機械ですが混合ガスとは相性が悪いみたいです。。。