国産最高峰 対 中国製溶接機 性能対決
越後オヤジがやらなきゃ誰もやらないと思うので(使命感)こんなことやってみました。。。
国産溶接機の最高峰のtig溶接機と安価な中国製tig溶接機を自称溶接マイスター?のオヤジが本気で比較です。。。
まずダイヘンは300Aで中華は200Aですので200A以下の比較になります。
ダイヘンが優れているところ。。。
まず気に入らないところがありません。。。しいていえばパルス幅を変えるのがいちいち面倒なところでしょうか(笑)対応策はありますが、こちらの操作性についてはPanasonicのデジタルtigの方がいいかもしれません。
とはいえ基本すべてにおいて文句なしです!さすが値段が高いだけあります!
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中華が優れているところ。。。
なんといっても値段が安い!!!コスパは最高です!!
基本的な事はすべて出来る。
文句があるとするとミドルパルスが使えない所とクレーター電流が弄れない所です。
実際自宅で使うならこの溶接機が一台あれば何でも出来ると思います。
実際何でも出来ていました。。。
ではなぜオヤジがダイヘンを買ったかといいますと、お付き合いの社長さん達にいい加減買えと言われたからです(笑)
直流溶接の比較
こちらについてはほぼ変わりません。。。
↑の溶接は中華tigで溶接したものです。
直流に関してはこのレベルの溶接が出来るので特に国産じゃなければいけない気はしなかったです。
大体美観は良くても気になるのは溶接内部です。オヤジ気になって削ってみました(笑)中華で欠陥が出ないので国産も出ないでしょう。。。
結論
比較できる200A以下の電流では溶接事態の差は無いと思います!溶接工じゃなければ特に気になる事もないと思います。
機械自体の対決は国産溶接機の圧勝ですがコスパは中華の圧勝です。
しかし越後オヤジの溶接工としてのお仕事には残念ながらついてこれませんでした。。。オヤジ機械にはパワハラ気味なの(笑)
交流溶接の比較
交流は機械の差が大きいです。はっきり言って物が違います。。。
とは言え中華もダメではありません。
↑中華で溶接した物です。特に汚くもありません。普通に使用していて、この溶接が出来るので問題ありません。
ただダイヘンの溶接機は使用すれば思います。なんて素晴らしいんだと。。。
溶接工としての仕事で使うならダイヘンですが中華でもこれだけ溶接できるので特別ダメな訳ではありません。
極薄板、アルミ缶の溶接をダイヘン、中華でやってみました。。。
ダイヘン
これは確実に機械の性能を感じました!条件を出してしまえば恐らく誰にでも溶接出来ます。それだけ溶接機の性能は素晴らしいです。
中華
画像を見る限り格別差は無い気がしますがダイヘンと同条件で溶接したのですが、かなり溶接しずらかった、正直無理やり何とか溶接した感じです。とはいえ普通に溶接出来るのでけっしてダメではありません。
ごまかしがきかない極薄板を溶接すると溶接機の性能の差を感じました。
しかし溶接技術次第で中華でも国産最高峰の溶接機に負けない溶接が出来ると思っています。
機械を置いているアルミの棚はあえて中華tigを使用し作りました。。。製作にあたり溶接機で困ったところはありませんでした。。。しかしこれだけ設備が整ってきた今中華は残念ながらこの棚に上げるには戦力外通告を出してしまいました。。。
まとめ
これを言ってしまえば終わりですが溶接する人の技術につきます。
ただ、アルミ溶接に関していえば間違いなく溶接機の性能差はあると思います。
結構中華びいきしているくせに何でDA300買ったの?腕で何とかするんでしょ(笑)と社長さんたちに意地悪なことを言われました。。。あなた達がお古や中国では安心してお仕事任せられないから買えって言ったからでしょう(笑)
その後中華tigでも出来ないことはないと自信をもって訴えて無視される越後オヤジでした。。。
比較リクエストなどありましたらお気軽にコメントお願いします。。。