チップ穴径と摩耗
TIG溶接の電流アーク安定の要がタングステンなら半自動溶接の電流アーク安定の要はチップです。。。
半自動溶接のチップは銅で出来ているので結構摩耗します!溶接ワイヤーがたえず通るので使用していると穴がだんだん楕円に広がっていきます。
チップの穴が広がると溶接電流やアークが安定しなくなります。。。
バーンバックも起きやすくなります。バーンバックとはチップの先端にこびりつく事です。主に母材にワイヤーをくっ付けてスイッチを押すとよく起きます。。。
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摩耗したチップを復活させる事が出来ます。。。
簡単です!チップの穴が広がったら穴を小さくします!
その方法は、まずワイヤーを通したままチップを外します、アンビルや叩き台の上でチップの先端を穴を小さくするように小ぶりのハンマーで叩きます!叩くときの注意点は、フラックスワイヤーでは叩けません。ソリッドワイヤーのみ叩くことが出来ます。。。
他には1.2φのワイヤーを使用したい時に1φのチップの穴が広がった物を使用するとかなり長持ちします。
貧乏くさいですが、本当にチップの調子が復活するのでお試しください。