つらかった見習い時代図面と溶接記号
溶接始めた頃は製缶屋にいました。製缶屋なんで図面がとにかく面倒でした。。。難しい図面だらけで失敗、挫折の連続。。。図面も見れず溶接記号が書いてあると頭の中が?でいっぱいになっていました。。。そして図面の見方も溶接記号も親方様は教えてくれなかった。。。つか仕事も溶接もすべてですが。。。
教えてくださいと頼めば溶接の本と図面の本を渡された。仕事は見て覚えろって?まったく今は昭和じゃないぜ~と心の中で叫んでいたのは苦い思い出。。。今振り返れば本渡してくれただけましか。。。
溶接記号の考え方
何とか本を見て分かるようになってきた頃、ふと気づきました。。。溶接記号ってただ継手の形をあらわしているだけじゃね?と別に記号なんか覚えなくても突合せなら||スミ肉なら⊿となっているだけだと、フレアや開先形状(レ型やX開先)なんてまんまその形じゃないかと。。。気づいた私は親方様に溶接記号分かったと言ったところ当たり前なこと今更言ってんじゃねーと怒鳴られたのも苦い思い出。。。
もし溶接記号でお悩みの方がいたら溶接記号はただの形あらわしているだけなので難しく考える必要ないです!そこに脚長の指定や長さが書かれているだけなのです。その長さの部分だけどこかにメモしておけば私はたいがい何とかなりました。今でもそれで何とかなってます。。。あまりに細かい指示があるときは本を開きますが。。。
もし溶接記号で悩んだのが俺だけだったら親方様が悪いと思おう。。。
これをに気づいた私は図面上で形は突合せっぽく見えても記号がスミ肉だからここは寸法確認を良くしようとか思うようになり、ミスが激減しました。まったく最初に説明してくれれば今までのバラしやゴミを作らずすんだのに。。。
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タップ割に悩む
こんな細かい事考えていたの親方様だけかもしれませんが、全長350mmでタップを指定された場合、タップの長さは指定道理にしっかり溶接しそのかわりタップ間は均等に少なくしろと!分けわからんと言って怒鳴られたのも苦い思い出。。。
タップ割でとてつもなく怒られていました。。。全長350を20×4で均等に溶接しておけや350を20×5にしろとか。。。遅い!って何度言われたか。。。寸法おしえてと聞くと怒られるので悩みましたね。。。
足りない頭で考えました。計算式
全長350を20×4の場合
350から最初のタップ分20を引く
350-20=330
330を残りのタップ3で割る
330÷3=110
110がタップ間になる。。。
全長350を20×5の場合同じように
350-20=330
330÷4=82.5
82.5がタップ間になる。。。
でもこんな細かい事気にしている会社あるかな。。。