大変失礼ですが。。。
中国産の溶接機は国産の溶接機に比べ安価で購入出来、誰でも買える世の中になった気がします。。。
そんな世の中なので私も中国産溶接機を購入し、溶接機を使用してこのようなサイトを作っているわけですが、溶接ってある程度正しい知識や経験が無いと大変危険です。当然旋盤もフライス盤も同じ、と言うかすべての物事においてそうですね。。。
スポンサーリンク
自身による手溶接は溶接している本人にしか分からないことが凄く多いです。確かに詳しい方なら溶接ビード、外観を見ればある程度は判断出来ます。ですがごまかすことも出来ます、本人しか知らない情報はとても多いでしょう。。。
最近はユーチューブでいろんな素晴らしい技術が公開されています。センスのある方なら動画を参考にプロの溶接屋さんより上手く綺麗に溶接出来る!なんて人も世の中にはたくさんいるでしょう。溶接は所詮同じ人間がする事です、特別とんでもない技術で無ければ割と真似することができます。
溶接のセンスがありプロより上手く溶接出来るから自分は溶接ができると思うのは危険です。。。確かに綺麗な溶接が出来れば、頼まれて溶接したり自身の物を溶接する機会が増えると思います。余計なお世話ですが、自信を持ってその溶接を大丈夫と思えますか?思えなければその物をプライベートで溶接するのはやめましょう!特に振動や力のかかる物は結構割れたり折れたりします。使用した物の修理や改造など後から手を入れる溶接ってすごい知識と技術と度胸が必要です。溶接が上手い、ビードがキレイとは別物で広い総合力が必要になります。。。
自分の物で人に迷惑がかからない事なら色々することは素晴らしいですが。
もし人から頼まれ溶接に欠陥があると困る物を溶接する際は立ち止まって考えてみてください。
なんでその溶接の仕方を選んだの? なんでその電気で溶接するの? その溶接する物はどうなって溶接されていればいいの?
最低限溶接する前にこの三つは答えれるようになってから危険な物を溶接しましょう。。。
溶接の知識はこの書籍を見れば欠陥を出さない方法や溶接の考え方を学べます。。溶接は実戦が一番ですが知識も非常に大事です。ただ妻にこの本を見せても?でしたので、私の持っている溶接の本を色々見せましたが、この本が一番分かりやすいと言っていました→溶接作業の実技
たくさん溶接して一緒に溶接達人を目指しましょう!