半自動溶接固定管やってみる
いつかやろうと思っていた半自動溶接での固定管をやってみました。。。
普段は初層(裏波)はTIGでやっていますので半自動溶接での固定管は今回初挑戦です。。。上手く出来るといいなぁ。。。
開先角度 ルート面 ルート間隔
100Aパイプ 4mm 開先角度45° ルート面1.5mm ルート間隔2mmの条件でやってみました。
電流設定
ワイヤー1.2mm 110A 18~19V くらいに設定しました。。。
固定管溶接のやり方
真下から上って溶接していきます!
真っ直ぐに上っていくと中心がだれて両端にアンダーカットが出来るのでウィービングしなければいけません。
良く使われる配管溶接のウィービング法は三角形に運棒します。三角の運棒の上る時に裏波を出し、下の三角でビードをならして綺麗に溶接します。今回はこの運棒法で溶接してみます。
今回使用したパイプは一層で余盛りまで出来たので一層仕上げです。4mmは難易度高かった。。。
残りの半周は横向きなのでやりませんでした。。。
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裏ビードを出しつつ余盛りも揃えるので難易度はTIG溶接とはレベルが違いますね。。。はっきりいってかなり難しかったです!
表の外観はじめてにしてはなかなかうまくいったのでは?裏ビードです。。。
裏ビードはもう少し綺麗にしたいですね。。。
何回か練習すればもっとキレイに出せそうです。これでも試験であれば合格だと思いますが。。。
普段まったくやらない半自動溶接での固定管に挑戦してみましたがなかなか楽しかったです。
やってみたくなった方、半自動溶接の固定管は技術の向上になりそうなのと面白いので是非お試しください。。。