TIG 溶接とは
凄く簡単に言うと高品質な溶接をすることが出来ます。アルゴン溶接と言われたりすることがあります。
メリット
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シールドガスに不活性ガスを使用するので溶接内部、外観の品質が優れている。スラグの発生がほぼない。ほぼすべての金属を溶接出来る。
デメリット
溶接出来るようになるまでが難しい、溶接変形が多い、機能が多く使いこなすには知識と経験が必要
TIG溶接をするのに必要な物
シールドガス、タングステン電極、ガスレギュレーター、ノズルが最低限必要です。あるといいなと思うのはガスレンズです。ガスレンズはシールド効果の高いノズルで溶接ビードがキレイになります。これはおすすめですがアルミや鉄を溶接する時は付けないほうがいいです、理由はガスレンズの網が痛みます。。。主にステンレス、チタン専用ですね!
溶接機選び方
三相200Vの国産機が一番いいのは当然ですが、一般家庭で使うならおすすめはやはり単層200Vですが、100Vでも100Aは出せるので3mm位までなら溶接出来ると思います。国産の100Vでも使えるTIG溶接機を使用した経験ありますが当然しっかり溶接出来ました。なので100Vでもマフラーくらいなら余裕で溶接出来ます。TIGの場合は半自動溶接と違いアークが安定しているので100Vでも高品質に溶接出来ます。100Vの溶接機を購入予定ならトランスの使用をおすすめします。理由はアークの安定性のためです!使用しないのとするのではえらい違いです!そんなに高い物ではないので一家に一台はあった方がいいと思います。。。
個人的な考えでは使用頻度が多くなければ中国産でも問題無いと思います。私、実際に中華産は持っているし、どちらも使ったことがあるので溶接自体は問題ないと自信を持って言えます。価格が国産機は中華の3倍しますが、3倍いいのかと言われればそんなことは無いと思います。耐久性には不安がありますが。。。
色々やりたいなら交直の溶接機、要はアルミが溶接出来るかですね。アルミは交流じゃないと溶接出来ません。。。国産も交流があるかないかで10万円位変わります。。。
ただアルミを溶接するのって溶接の中でも結構難しです、鉄やステンのように考え無しに溶接しても付かないのです。仕事で溶接してますって人でもアルミが溶接出来ない、または溶接したことないって人多いんですよ。。。材料も2017ジュラルミンなどは溶接に向かないです、何でも溶接出来ると思ってすると大変危険です。。。アルミは溶接が下手だと溶接が割れたり外れたり折れたりするので大事な場所はプロに任せるのをおすすめします。
色々脅しましたが、アルミ溶接だってやりたいんだ!って方はもう交直買っちゃいましょう!溶接はやらなきゃ、初めなきゃ絶対に出来ないので(笑)