TIG溶接

タングステンについて考える

TIG溶接電極 タングステン

多く使われる電極棒としてはトリタン、セリタンになると思います。。。私は色々な種類を使用しましたが基本この二種類持っていればまず問題ありません。最近はトリウム入りのタングステンが無くなると言う噂を耳にしました。ほんとでしょうか?

トリタン使用感

アークの集中性がいい。痛みが早い。。。少し安い。

セリタン使用感

アークのスタート性がいい。傷みにくい。特に交流で使用してもトリタンと比べて減らない。少し高い。。。

結論 

自宅で溶接するなら二種類揃える必要無し!ひとまずセリタン持っていれば問題ありません。。。仕事で溶接してる人なら使い分けてもいいと思います。ちなみに私はほとんどセリタンです(笑)

マニアックな人は色々揃えて実験してみてください(笑)

電極の研ぎ方

まず電極を研ぐ角度によってアークの集中性が変わります。先端角度を鈍角(45~60°)にすると、アークは集中し、鋭角(20~30°)にするとアークが広がるようになります。電極の研磨角度を鈍角にするとアークが集中します。

↑色々な書籍にはこう書かれていると思います。理屈的には鈍角にしたほうがいいみたいですが。。。私は溶接しずらいので鋭角にしています。この辺りは好みでしょうか。。。鋭角にするとタングステン巻き込みを起こしやすいと言われたことがありますが。。。レントゲン引っかかったことないので大丈夫でしょう(笑)

参考に私の角度はこんな感じ↓

ちなみに鈍角はこちら↓

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溶接しやすい角度を見つけましょう!!!

電極研磨方向

皆さんは電極を研ぐときに研ぐ方向を考えたことはありますか?

結構研いだ時の粗さや研磨方向によって違いが出ます。。。

研ぐ粗さは荒いより細かい方がいいです。。。これは使用していればすぐわかりますね(笑)

研磨方向は縦目になるように研ぐのが理屈的にいいようですね。。。

ただ電極を研ぐだけですが結構違いが出てきます。。。是非お試しください。。。

 

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