WELDTOOL TIG溶接機でTN-H後内部欠陥調べ
越後工作に新たな溶接女子が誕生しました。
女の人ってTIG溶接に向いているのかな?、新たな溶接女子もセンスがありそうです!
この溶接女子は将来的にTIG溶接の資格が欲しいとのこと。。。のちに取りたいからTIG溶接の試験を見てみたいと言われ、越後オヤジ自宅でできるかな?と思いましたが、やってみました!
TN-Hやってみる。。。
基本級TN-Fをやってもよかったのですが、溶接している所が見ずらいしせっかくなので専門級を見せてあげようと少しカッコつけてTN-Hをやりました。出来るのか?(笑)
↑自宅に試験の型なんてあるわけなく万力にはさみ無理やり溶接しました。。。こんな無理やりの溶接法でも溶接女子にはすごく見えたらしく、すごいと尊敬の眼差し。。。(笑)
手すり開先約30度(笑) 間隔1.5mm 電気80~90くらい ワイヤ1.6mm裏ガスのかけ方秘密(笑)
自宅でいきなりやった溶接ビード外観は。。。自己満足出来ない出来栄えです(笑)裏ビードはそこそこですね。
フライス盤で内部検査してみる
私は溶接しているので欠陥があるかないか分かるのですが、溶接女子の今後のために、内部欠陥が無いかを見せてあげたくなりました。レントゲンを撮れば一発で分かるのですが、そんなものは自宅にありません。。。あったら病気を超えて変人です(笑)
そこでフライス盤で0.1mmづつ削り内部欠陥が無いか調べました!まぁこれは半分私の病気。。。
切削面なかなか綺麗です。この切削面なら溶接不良があれば一発で分かるでしょう。。。
溶接女子と内部欠陥が無いか確認し、板が0.2mmになるまで切削しました。見事内部欠陥無しです!地道な地獄の作業でした。。。このフライス盤がNCでなければ私は絶対にやらなかったでしょう(笑)
これで中華産TIG溶接機でも内部欠陥無しでしっかりした溶接が出来ると証明出来たのではないでしょうか?
溶接女子もこういう風に溶接すれば欠陥が出ないと勉強になった様子。。。地獄の切削が実って本当に良かった!
ここからは溶接関係ありません。私の趣味。。。
ステンレスの切削面をキレイにするために色々実験してみました。
私のフライス盤でステンレスを切削することはほぼなかったので新鮮でした。
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NC化前にステンレスを切削してエンドミルを折ってからは二度とやらんと思っていました(笑)
今回はフライス盤をNCにしたし、0.1づつ切削すれば綺麗に出来るのでは?と実験も兼ねていました。。。
時間をかければ中華フライスでもステンレスで綺麗な切削面を出せることに感動しました。。。
次は中華TIG溶接機でアルミ溶接の内部欠陥を調べてみたいと思います。。。アルミの溶け込み、欠陥実験の実績はあるのですが、自宅で国産じゃない溶接機でやる事に意味があると思っています。。。
アルミは欠陥出やすいので私の溶接技術と中華TIG溶接機でどこまで出来るかこうご期待(笑)